星新一ゆかりの会社あるまちのはずれのそらを買うのかあした
初めて降りた本厚木駅でランチを食べました。
エビの味が濃くて美味しかった。
レストランBON (ボン) - 本厚木/喫茶店 [食べログ]
その店にあった謎のスペースで祈る歌人。
星新一の父がつくった星製薬、
失礼ながら今はないのだと思っていたから、
SFの中にいるような気持ちで、
不動産会社のかたの外車から空を見た。
その古いアパートを
友人は買おうか迷っていた。
駐車場が部屋の数だけある。
八つ。
ひび割れている。
このくらいは問題ないと説明される。
両端にある階段も古いがガタつきはない。
ガス器具はガス会社がサービスで取り替えてくれるらしい。
この部屋に住む人、伴侶を選べるんだろうか。
ずいぶん長いこと空室だったらしい。
鴨居のすきま(=長押。なげし、と読む)がないのは掃除しやすそう。
収納は大きい。
木のように見えるシールで補修された跡。
落ちつつある天井。
見下ろしたプロパンガス。
アパートの二階からの景色。
何もない土地に何かが建つと日当たりが変わる。
いちばん修繕が面倒そうな部分を気にして見上げると青空。
星新一が書いた星製薬の出てくる本。
泡沫(みなわ)の歌 :森鷗外と星新一をつなぐひと (ホシヅル文庫 2)
- 作者: 小金井喜美子,星マリナ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2018/01/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
星マリナさんから枡野書店にいただいた本。
この記事とは全然関係ない、電車移動中にいま読んでいる本。
やってみて駄目だったって最初からやらないよりは駄目から遠い
シェアハウスを解散するにあたってのエントリ http://geek-koshiji.com/2018/02/21/post-332/
この住所かの有名な芸人の住むアパートが近い気がする
枡野書店より家賃がだいぶ安い。
もう決まってしまっただろうけど。
猫を飼う そのためだけに小金井で一人暮らしをしたことがある
猫のための家をつくる本、猫が幸福そうな写真たっぷりで楽しかったです。
『猫は踏まずに』https://twitter.com/toiimasunomo/status/960477024971235328
▼関連記事
くりかえし死なないための家もまた生まれ変わるという物語
その家は「死なないために」つくられた つくったかたは亡くなってます - 歌人不動産
以前見学したあの家の補修が完了し、入居可能になったそうです。
http://www.rdloftsmitaka.com/
公園のまわりに螺旋階段が最低二本隠されている
階段の途中に腰をかけているような暮らしをしてみたかった - 歌人不動産
で以前紹介した螺旋階段のある家、見学に行ってまいりました。
▲YouTubeライブ中継の動画【入居者が決まって動画は非公開としていましたが、2019年9月また空室になったとのことで再公開します!】。管理会社さんのページもご参照ください。
▲春になると桜もきれいだという世田谷公園が、まるで家の庭のように存在します。
▲世田谷公園のとなり。というか、公園の輪郭に建っています。
▲これがメインの螺旋階段を三階のロフトから見たところ。
▲玄関と二階をつなぐ螺旋階段。一世帯に二つの螺旋階段があるというクレイジーさ!!
▲歌人・枡野浩一が腰かけている段差も、階段といえば階段。 ガスの床暖房、完備。
▲バスルームから公園を覗くとき、バスルームもまた公園に覗かれている。
▲トイレも二箇所にあります。
▲隠れることもできるクローゼットなど、収納たっぷり。
▲三つの鍋で同時に調理できる広々としたキッチン。
▲身長183センチの歌人がロフトに寝たところ。足元にある機械はエアコン。
▲場所ごとに表情を変える螺旋階段。
▲つらぬく吹き抜け、ガラス窓、ガラス扉。全体的に開放感があります。
▲ベランダまである。
▲世田谷公園が地続きになる暮らし。駐車場つき25万円。駐車場なし23万円。
▲世田谷公園には小さな電車が走っていました。親子連れや犬連れで大にぎわい。
▲短歌を考え中の歌人。
▲隣接する犬歓迎のカフェで温まる歌人。
▲三軒茶屋、祐天寺、池尻大橋が近い駅ですが、公園隣接のバス停からまっすぐ渋谷へ帰りました。
本日YouTube生中継した「本と雑談ラジオ」第54回の冒頭に関連トークあり。