くりかえし死なないための家もまた生まれ変わるという物語
その家は「死なないために」つくられた つくったかたは亡くなってます - 歌人不動産
以前見学したあの家の補修が完了し、入居可能になったそうです。
http://www.rdloftsmitaka.com/
公園のまわりに螺旋階段が最低二本隠されている
階段の途中に腰をかけているような暮らしをしてみたかった - 歌人不動産
で以前紹介した螺旋階段のある家、見学に行ってまいりました。
▲YouTubeライブ中継の動画【入居者が決まって動画は非公開としていましたが、2019年9月また空室になったとのことで再公開します!】。管理会社さんのページもご参照ください。
▲春になると桜もきれいだという世田谷公園が、まるで家の庭のように存在します。
▲世田谷公園のとなり。というか、公園の輪郭に建っています。
▲これがメインの螺旋階段を三階のロフトから見たところ。
▲玄関と二階をつなぐ螺旋階段。一世帯に二つの螺旋階段があるというクレイジーさ!!
▲歌人・枡野浩一が腰かけている段差も、階段といえば階段。 ガスの床暖房、完備。
▲バスルームから公園を覗くとき、バスルームもまた公園に覗かれている。
▲トイレも二箇所にあります。
▲隠れることもできるクローゼットなど、収納たっぷり。
▲三つの鍋で同時に調理できる広々としたキッチン。
▲身長183センチの歌人がロフトに寝たところ。足元にある機械はエアコン。
▲場所ごとに表情を変える螺旋階段。
▲つらぬく吹き抜け、ガラス窓、ガラス扉。全体的に開放感があります。
▲ベランダまである。
▲世田谷公園が地続きになる暮らし。駐車場つき25万円。駐車場なし23万円。
▲世田谷公園には小さな電車が走っていました。親子連れや犬連れで大にぎわい。
▲短歌を考え中の歌人。
▲隣接する犬歓迎のカフェで温まる歌人。
▲三軒茶屋、祐天寺、池尻大橋が近い駅ですが、公園隣接のバス停からまっすぐ渋谷へ帰りました。
本日YouTube生中継した「本と雑談ラジオ」第54回の冒頭に関連トークあり。
千の風に吹かれてひとつ真実を見分けられたら買えるかな家
あけましておめでとうございます。新年早々、話題の漫画を読みました。
嘘をつかないと営業成績が伸びないのに、ある日をさかいに正直なことしか言えなくなった不動産屋さん。このスタイルは発明ですね。面白い!
先日、不動産のプロとランチしたんですが、そのかたも正直でした。本当に良い物件はだれも手放さないから、世に流通する物件はみんな手放されるだけの理由がある、とおっしゃってました。まあ、それは、そうだ。
借金を背負って死んで返さずに済んだ場合はハッピーエンド?
雑談の中で、不動産関係の本の紹介も少し、してます。
不動産投資で人生を変える! 最速でお金持ちになる絶対法則---資産ゼロでも毎月100万円を稼ぐ仕組み
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銀行に多額の借金をしている一方、つかえるお金も毎月入ってくる、という状態を豊かな毎日と思えるかどうか。それは持ち家がいいか借家がいいかの話と同様、その人の人生観というか性格次第だと思うのです。
石川啄木は借金メモを律儀に残していたそうです。
金額にもよるでしょうが、死んだ人には金返せと言わない、というケースに思いをはせます。
不動産歌人は昔からいたと書いてある本買って年越し
アパートは人間関係そのものが物件価値を決定します
旧知の漫画家いしかわじゅんさんがあちこちで紹介していたので読みました。こんな大家さん付きの物件、貴重。もちろん著者の人柄と大家さんの人柄の、組み合わせの妙でしょう。
私のいるアパート、階下に芸人活動の元相方・本田まさゆき(詩人歌人と植田マコト→すっきりソング)が住んでいるのですが、まったく交流なし。ひとつ屋根の下にいるのに。もともと一緒に住んでいたわけでは全然なく、向こうがあとから(私が芸人事務所を離れてから)越してきたんですよ。
「大家さんと一線を越えた」カラテカ・矢部太郎 初の漫画が15万部突破- 記事詳細|Infoseekニュース https://news.infoseek.co.jp/article/thepage_20171221-00000006-wordleaf?ptadid=
なおすのを自分でやると古い家きっと新築より好ましい
著作権的に、一コマを引用して言及するのはおゆるしいただけるでしょうか。私のアパートもバランス釜。オール電化だと停電時に風呂がつかえませんが、バランス釜だとブレーカー落としていても風呂が沸きます。ガスさえあれば。なお、この漫画では風呂問題は意外なベクトルで解決します。
(豆知識。地域によっては、プロパンガスの会社と新規契約すると、ガスまわりの機器をプレゼントしてもらえる場合もあると、私が読んだ複数の不動産投資の本に書いてありました。壊れた風呂を直してもらえるかどうかは、わかりませんが)
私の興味あることしか描いてない楽しい家漫画でした。衝動買いした800万円の屋上つきの家。無職と言いつつ、あらゆる左官的な仕事ができ、料理もでき、屋上で薔薇も育てられる主人公が頼もしい。
絵を描いた熊田さんとは面識あり。サムソン高橋さんとの共著は友達がプレゼントしてくれた一冊をきっかけに、なんだかんだ何冊も読んでます。 でも本作が一番、サムソン高橋さんの自叙伝のように読める一冊でした。住んできた家を語ることは、人生を語ることなのでしょう。
推薦文を寄せている能町みね子さんの本。枡野書店に保管してあるのは文庫版ではなく親本。
サムソン高橋さんも意識しているらしい、むかし読んで好きだった家漫画。この一戸建てには一度お邪魔したことがあります。お一人様用の一軒家だから、今は貸し出されたりして別のかたが住んでるのかな。