一軒家三十万で買うことをしばし夢みて九十九里浜
#歌人不動産 https://t.co/JMGCQ0fST3
— 歌人 枡野浩一 公式 (@toiimasunomo) 2017年12月7日
もう売れてるかもですが、問い合わせは、してみました。
【追記。なんと、表記ミスがあり、家ではなく、土地だけの販売とのこと。残念。】
鎌倉が出てくる自著。
階段の途中に腰をかけているような暮らしをしてみたかった
さっそく「歌人不動産」に、ご一報くださった大家さんが!
私はむかし今はなき「室内」という雑誌に雑文を何度か書いたことがあります。当時「室内」に原稿が載るということが出版界のひそかなステイタスであったらしく、旧知の有名編集者から「これは、すごいことですよ」と興奮気味のメールをいただいたりしたものでした。
当時「室内」を愛読していたというかたから今回、ご連絡をいただいたのでした。その物件とは、これです。
わあ。なんと豪華な部屋でしょう。なにしろ螺旋階段がいい。私は人間の作ったものの中で「階段」が一番好きです。むかしテレビCMに出てお金があったとき、友人たちと会社を立ち上げることになって「階段社」と命名したくらいなんです(階段社は現在も存在しますが、私はその役員からは外れています)。
家賃は駐車場含めて25万とのこと。まあ、すぐに入居者が決まってしまうかもしれませんが、なるべく近いうちに私も内見させていただき、iPhoneで物件紹介動画を撮影したりするかもしれません。続報をお待ちください。もし今の段階で枡野浩一より早く内見したいというかたがいらっしゃったら、大家さんに直接ご紹介しますので、枡野 ii@masuno.de までメールくださいね。
あと、まったく不動産とは関係ありませんが、新連載が始まりそうです。モヤモヤ話を募集します、どうぞよろしくお願いします。
人生相談というほど深刻ではないけれど、気持ちがモヤモヤして、だれかに話を聞いてほしかったりしませんか。あなたのモヤモヤ話をメールで枡野
— 歌人 枡野浩一 公式 (@toiimasunomo) 2017年12月6日
ii@masuno.de まで教えてください。そのモヤモヤをもとに短歌を詠んだり、あなたに短歌を捧げたりします。連載予定企画なのですが、まず呼びかけてみます。
「室内」に書いた文を収録した本。
追記。↓新年早々、見学に行きました!!
収入が全然ないが借りに行く家賃四万円のアパート
のつづきです。
私が駆け込んだのは、知り合いの文筆家から名前を聞いた、「アエラス」でした。
荻窪店。とても親切で、私は芸人活動直後で年収証明書も出せないくらい収入がなかったけれど、どうにか、なりました。
そのときの詳細は後日書けたら書きますが、書かないかもしれません。しめきりに追われているのです。しめきりに追われたい人が多そうなこの場では自慢みたいに響くかもしれませんが本当に申しわけない気持ち。しばらく体調をくずしておりました。
しめきりに追われるような毎日はいつかの僕が夢みた暮らし
あしたは、これです。
あす是非!! 中村うさぎさんと #ゆさぶり映画館 や #ゆさぶりおしゃべり みたいにお話するのは久々です。と枡野が力説中。 https://t.co/nMJif9qCZi
— 歌人 枡野浩一 公式 (@toiimasunomo) 2017年12月4日
あと、芸人活動をふまえて書いたコラムが漫画雑誌に載ります。
【近況】『フルーツ宅配便』など面白い漫画ばかり載っている「ビッグコミックオリジナル」。あさってくらい発売の号に、コラムを書きました。M-1、キングオブコント。にゃんこスター、かまいたち、ウエストランド。すっきりソングの名前は欄外に。私しか書かない内容です、ご笑覧を。と枡野が力説中。 pic.twitter.com/GVJwsAxew2
— 歌人 枡野浩一 公式 (@toiimasunomo) 2017年12月3日
新聞に今朝も私が載っている 本が増刷されますように
▲https://www.hokkaido-np.co.jp/article/146468
▲朝食を食べるときデニーズで貰う読売新聞。
五反田の病院うまれであることは関係ないが五反田にいる
五反田団@gotanndadan のご厚意で、#MASUNOTANKA20TH のTシャツ歌集(税込3100円)とスウェット歌集(税込7500円)をちゃっかり物販に並べていただいております。短歌の種類とサイズに限りがあります。またの機会と思わず出会いがしらに是非。日曜昼公演の物販コーナーには私もおります。(枡野浩一) pic.twitter.com/kkOubdzj2R
— 歌人 枡野浩一 公式 (@toiimasunomo) 2017年11月24日
西荻窪出身なんですが、うまれたのは五反田の病院で。五反田団の主宰、前田司郎さんも同じ病院うまれだそうです。
▲前田司郎さんのアトリエへ向かう道。
前田司郎さんの自宅兼アトリエは、五反田の工場跡地。窓ガラスとか懐かしい感じでいいですね。古い建物には、今すぐはつくれない魅力があります。新品、新築がいい、みたいな感覚が自分には希薄です。
目黒川、人工の桜が満開でした。
すっきりソングが、かの週刊文春に載ってしまったとのニュースを耳にし、五反田のセブンイレブンで購入。歩きながらページをひらくと、くもり空から雨粒が落ちてきたので、あわてて閉じました。著作権の関係で冒頭部分の写真を三角形に。ブルボン小林さんは、またの名で、芥川賞作家です。(枡野浩一) pic.twitter.com/39wyzYMSLt
— 歌人 枡野浩一 公式 (@toiimasunomo) 2017年11月24日
枡野浩一が帯文を書いた前田司郎作品。帯文を書いたときのことは、以下の記事に。
ほかにも枡野浩一の名前が出てくる小説があります。
私が出演した五反田団の演劇、有料配信中。
追記。https://twitter.com/toiimasunomo/status/934813434100686848
しんかんの 「しらとりくんは てんこうせい」 どうぞよろしく おねがいします
自伝的、って作品紹介に書いてあり、まあ半分そういう要素もありますが、舞台は現代です。主人公というか語り手のイメージは目黒雅也さん。しらとりくんは私自身ですが、すっきりソングの本田まさゆきくんのイメージをちょっと混ぜてあります。
どこが一番自伝的かというと、転校がちだったところですね。住むところや暮らす土地、に私が興味を持つのは、そのせいかもしれません。
記憶は土地につく、みたいなイメージがあるんですよ。その土地を離れると、色々忘れてしまう。幼少期の記憶がほとんどないんです。ほとんどない記憶をふりしぼって書いた、こども時代の短いお話です。
転校生チルドレン、って本を出したいとデビュー当初から思ってきました。『君の鳥は歌を歌える』参照。今、こんなかたちで転校生の本を出せるの、うれしいです。
『しらとりくんはてんこうせい』発売日は偶然、住所を知らない息子が18歳になる日です。うるう年の29日うまれ。私と遺伝的に近いせいで苦労してたりするのかな。万一ここを見たら連絡ください。
赤錆のポストがよくて借りている家賃四万円のアパート
枡野書店は仕事場として借りて、最初は雑貨や古本を売ったりしていました。「テレビブロス」「散歩の達人」「#FIGAROjp_culture」などに取材していただいたりして。
本業で色々あって、芸人活動を始めたりやめたりして次第にまったくオープンできない店になり、生活サイクルが乱れ、枡野書店に寝泊まりしていた時期もあります。銭湯通いでした。
阿佐ヶ谷の開かずの扉「枡野書店」【街活!東京ローカル】第6弾 | Marina Oku
店の近くにアパートを借りることにしたのは、2016年の春でした。風呂つき四万円という破格のアパートの間取り図が、近所の不動産屋さんにずーっと飾ってあり、借りたいけど枡野書店とアパートの家賃を両方払うのは難しいかもと、ずっと迷っていました。私は東京のはずれに実家があり、そもそも仕事場を借りてるのも自己満足ではと言われればそうです。実家暮らしのフリーランスって多いですよ。
自分に合わない仕事を避けに避け、好きなことだけをして暮らすというのが人生のテーマなので、年収が高かった年も低かった年も、生活水準はあんまり変わっていないと思います。
そうこうしてるうちに、色々なご縁のある作家のまついなつきさんが、近所でウラナイ・トナカイという店をオープンしました。
前々から、枡野書店こそが占い師のかた(またはマッサージの仕事をしているかた)にぴったりの空間ではと感じていたので、もしかして枡野書店で占いをやりたいかたをご存じありませんかと、まついさんにメールしたことから事態が好転しました。
詳しくは『愛のことはもう仕方ない』にも書きましたが、そんなこんなで枡野書店を定期的に活用してくださるかたが複数あらわれ、それを機にアパートを借りることにしました。
しかし四万円のアパートを借りるとき、私がまず駆け込んだのは、その近所の不動産屋さんではありませんでした。
つづく。→ 収入が全然ないが借りに行く家賃四万円のアパート - 歌人不動産